私たちのフィロソフィー:「意味ある創造」への想い

生活者にとって便利、高機能は複数必要ない。

価値を持つのは、意味があるか否か。

私のビジネスキャリアの半分、約10年間を、フィンテックとリテールを事業ドメインとする東証プライム市場の企業でのプロモーション業務に携わってきました。そのフィロソフィーは「お役に立つために」という明確なミッションに基づいており、現在もその企業は高い株価を推移、ステークホルダーに貢献し続けています。このような取り組みは素晴らしい一方で、私が後のキャリアで痛感したのは、大きな資本を持つ企業が先行優位を築く一方で、多くの中小企業が価値創造に苦戦しているという現実です。
日本国内の約98%を占める中小企業が直面する課題は、「役に立つこと」を超えて、「意味を創造すること」にあると考えています。これは、私がこれまでの日々のクライアントとの対話や、勤めていた企業の経営戦略を振り返る中で強く感じたことでもあります。
この考えを深めるきっかけの一つとして、独立研究家 山口周さんの著書があります。noteでも抜粋した記事を購読できます(リンクはこちら)。山口さんの視点には共感する部分が多く、自分の経験とも重なるところが多々ありました。もしご興味があれば、ぜひ一読してみてください。

私自身の体験や対話を通じて得たこの気づきから、「意味を創る」という意識を大切にしようと決意しました。そして、その想いを屋号に込め、Significant / シグニフィカント という名前をつけました。「単に役に立つもの」ではなく、「社会や人生にとって価値があり、意味を持つもの」を共に創り上げていきたい。そんな想いを胸に、私たちは日々クライアントの皆さまと歩んでいます。
「意味ある創造」が、多くの中小(SMB)企業にも新しい未来をもたらすことを信じて。私たちはその実現のために、全力でサポートします。