Significant Strategy Lab
私たちはよく「不確実性の時代にいる」と言われます。
しかし本当にそうでしょうか。
技術やデータの進化により、未来をある程度“予測できてしまう”時代に、私たちは生きています。むしろ、突然の変化―たとえばコロナやAIの進展―といった予測困難な出来事が目立つからこそ、不確実性が強調されているのではないでしょうか。
その意味で、“不確実なもの”が希少となり、逆に価値を持つ時代に入りつつあると感じています。日々、経営者の方々と対話を重ねる中で、「明確な課題が見えづらい」という声を多く耳にします。
情報や手段があふれるなかで、課題そのものがコモディティ化し、その解である差別化された価値が見えにくくなっている。
発見しにくくなっている。これは、企業規模に関わらず多くの共通する現象に思います。問題の定義が「目的・ビジョン」と「現状」とのギャップにあるのだとしたら――
その目的・ビジョンを(自社らしく)共に創造することが、問題の核心を明らかにし、戦略的なプロセスの第一歩だと感じます。不確実性が価値となる時代に、驚きや感動、言葉にできない人間らしさの感性と論理のバランスが、新たな意味の輝きを生む原石です。
目の前の問いを出発点に、共に考え、共にかたちにしていきましょう。
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